【相談事例:4】親亡き後の障害をもつ子供の生活支援をしたい


相談概要

相談者D様(女性、70歳)には、重度の知的障害を持つ子供が一人おり、夫は数年前に他界している。これまでD様は、社会福祉サービスを利用するなど障害を持つ子供の介護を行ってきたが、D様も高齢化し、夫にも先立たれたことにより、D様自身に万が一のことがあったとき、障害をもつ子供の今後の生活を誰に頼るべきか大変な不安を抱いている。幸い、D様には、信頼のおける姪のE氏がおり、D様に万が一のことがあった際には、E氏が親代わりしてもらえることになっていた。

そのため、D様は、「姪のE氏が、障害を持つ子供の財産管理等をスムーズに行えるよう法的な準備をしたいと考えているが、どのような方法があるのか分からない。」という相談。

解決策

財産管理処分等に関する信託契約の提案


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中小企業信託アドバイザー協議会
2016年6月に専門家へ民事信託の研修をすること及び市民の方へ民事信託を普及させるための任意団体として発足しました。2016年11月には、基盤を確実なものとするため、一般社団法人ソレイユ北海道として法人化しました。

その後、私たちの取り扱う民事信託は、家族向けの民事信託と、事業者向けの民事信託の2つの柱があることを明確化するために、2017年12月に、一般社団法人中小企業信託アドバイザー協議会と名称を変更して、現在に至ります。

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